悪いアブラ入濃厚煮干ソバ・ニンニク@煮干ソバと米 今日の1番・墨田区曳舟
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煮干ソバと米 今日の1番
墨田区東向島3-35-6
川口市にある「Noodle&Spice curry 今日の1番」の2号店として今年の5月にオープンしたものの、6月になってすぐに期限未定で休業してしまった。理由は明らかにされていないが、最近、ラーメン店では多い人手不足だったのだろうか。それでも6月27日になってようやく営業再開となった。営業再開後もしばらく様子を見ていたが、安定して営業出来ているような上、お店のTwitterを見ると、大粒の背脂が多めに載る週替わりソバが魅力的で、しかも日曜日までの提供ということなので土曜日に訪れた。雨が降ったり止んだりの不安定な天気だったが、11時半過ぎにお店に着くと8割ほどの入りと繁盛していた。お店に入って正面にある券売機でお目当ての週替わりソバのボタンをポチっとな。1050円。食券を当たす際、店員さんから「トッピング、ニンニクにしますか?ショウガにしますか?」と問われたのでニンニクでお願いした。
5分ほどで配膳されたた丼は、褐色で香味油が浮くスープの中に、麺線が整えられ、きれいに折り畳められた麺が沈み、その上にやはり褐色の大粒背脂と刻みタマネギ、木口切りの細ネギを盛付け、最後に刻みニンニクが載っていて非常に整った姿をしている。麺はストレートの中細。博多ラーメンの麺のように低加水で、それを硬めに茹でてあるのでしっかりとした歯応えがある。この歯応えがこの麺の特徴だ。スープは意外にもドロッと粘度高めで、煮干風味全開で、いわゆるニボラーでなければ無理だろう。。ただ、エグミは感じなかった。ニンニクは、煮干しに負けてしまったのか、食べている間も食後もまったく存在感ゼロ。背脂はプニュッとした食感で、アブラっぽさもなく、具材として十分に通用している。このメニューにはロースのチャーシュー2枚と鶏ムネ肉のチャーシューが小皿に載って提供される。どちらも低温調理してあるので、スープの熱がこれ以上入らないようにという考えからだと思う。ロースは大きくて厚みもあり、食べ応え十分。軟らかく、ちょっと淡泊だが肉の旨味も味わえる。鶏チャも軟らかく、こちらはさっぱりとした味わいだが、これも厚みがあってボリューム的には満足。
隅田川から東の地域には濃厚煮干のお店はそう多くはないので、選択肢が増えるのはありがたいし、週替わりそばという企画も楽しみだ。
・お気に入り度:〇
アルバム: 東京のラーメン・その3
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