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味玉ラーメン+わんたん2つ@花木・中野区東中野

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写真: 味玉ラーメン+わんたん2つ@花木・中野区東中野

写真: 炒め葱ラーメン@ZeCT by Lm・千代田区小川町 写真: 豚白湯らぁめん@ろく月・台東区浅草橋

覆めん 花木
  中野区東中野1-31-8 井上ビル1階

 一時は一条流がんこラーメン総本家の家元 一条安雪氏も一緒に働いていた神保町の人気店「覆麺 智」で5年間修業した店主さんが、2年前の秋に晴て暖簾分けしてもらってオープンさせたお店。こちらも人気店になっているようだ。平日の11時半前に店に着くと、2人が店頭の丸椅子に座って待っていた。先に入店し、入ってすぐの所に置いてある小型の券売機で食券を購入する。メニューはラーメンのみで、それにトッピングで好みに仕上げるやり方だ。修業先でも店主さんが作るワンタンは人気だったようなので、そのワンタンと味玉をトッピングすることにして標記のボタンをポチポチっとな。880円+180円=1060円なり。食券を渡す際、ワンタンを生姜、あおさとれんこん、イカ、春菊の4種類ある中からどれにするか聞かれたので、これといった理由はないがあおさとれんこん及び春菊でお願いした。
 麺はウェーブが付いた黄色い細めの中麺。まるで札幌ラーメンの西山製麺の麺のような色だ。コシがあってシコシコとしているが、加水率が少し低いのか、気にならない範囲に収まっているがボソッとした若干滑らかさに欠ける食感も感じられた。スープは、魚介と動物系それぞれの風味がはっきりと分かるものの、どちらかが強いというのではなく、旨味と風味の両方が上手く混ざり合っているという印象を受けた。お店のTwitterによれば、この日のスープは阿波尾鶏、牛骨、肩ロース肉、煮干、イカ肝などから出汁を引いているそうだ。醤油のまろやかな風味も感じられ、塩加減もちょうどいい…と思ったものの、食べ進むにつれしょっぱさが気になりだした。さすがはがんこの血を引く店だ。チャーシューはバラ肉ロールタイプとモモ肉ストレートの2種類。バラはお箸で持ち上げるとホロっと崩れるくらい軟らかく煮込んであるが、肉の旨味はちゃんと残っていて美味。一方、モモは多少締まっているが、吊るし焼きしてあるので燻煙香が素晴らしく、噛んでいると旨味と香りの両方がどんどん増してくる。ワンタンは、2個ともチュルンとした滑らかなワンタン皮で餡を包んだ焼き餃子の形をした水餃子といった感じ。とにかく餡がでかい。その餡は、豚挽き肉にアオサと細かく刻んだレンコンや、これもみじん切りにしたシュンギクを混ぜ込んだもので、それぞれ混ぜた物の味わいがしっかりと現れていてこれが1個100円弱なら大歓迎、必須トッピングだ。味玉は、見た目よりもしっかりと味が染みていたがしょっぱいほどではなく、ゼリー状に少し変化した半熟の黄身の味わいがかなり濃厚で気に入った。メンマは、味付け、特有の発酵臭とも薄め、弱めだが、食感はジャキジャキと強めで、食感で食べさせるタイプだ。
 空腹だったこともあって、完食とまではいかなかったがスープはかなり飲んだ。すると、退店時に緑色のシールを張ったメンバーズカードが頂けた。次回からは、これで生玉子やノリ等が無料でのトッピングできるそうだ。

・お気に入り度:〇

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