CONTAX 139 QUARTZ
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高知市内にある、某大手全国チェーンリサイクルショップの近所にあった地元のリサイクルショップにて2500円で救出。ミラーアップ、シャッター不動、巻き上げレバーの予備角ロック用スプリングの破損、貼皮ボロボロ、ファインダー汚れ、プリズムに若干のカビ、というジャンク状態であった。
電池を入れると、露出計は作動したので、電気系統に問題はなさそうである。シャッター不動は、こいつのシャッターはコパルだからまず壊れることはないと踏み、指でつついたところ、ミラーが下りた。このことから、長年動かさなかったことにより油切れを起こしているのだろうと考え、ミラーボックスを外すほどの技術は持ち合わせていないので、荒業ではあるが、ミラーボックスの内側に見える穴という穴から希釈油を流し込むとともに、指でシャッター幕を、固まってはつつき、を繰り返したところ、復活した。貼皮は、捨てられた古い本の皮にいい色のものがあったので、それを流用した。結構気に入っている。ファインダー光学系の汚れ及び巻上げレバーの予備角ロックスプリングについては、トップカバーを外して直そうとしたが、ねじ山をつぶしてしまったため諦め、だましだまし使うことにした。まあ、予備角ロックがなくてもマニュアル露出で使う分には対して問題にならない。
故障が多いといわれるコンタックスシリーズの中では比較的故障が少ないといわれる本機である。小型軽量で、デザインも良く、結構所有する喜びの大きいカメラである。
※装着レンズはCARL ZEISS PLANAR T*50/1.7
※2020年3月、資金確保のため蒸気レンズ共々泣く泣く手放しました。
アルバム: 救出したジャンクカメラたち
タグ: カメラ
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