ヘルプ

【名言】やまない雨はない|by Henry Wadsworth Longfellow

  • 1
  • 8749

写真: 【名言】やまない雨はない|by Henry Wadsworth Longfellow

写真: 【名言】愛は永遠である|by Vincent van Gogh 写真: 【名言】道標|by Omar N. Bradley

Into each life some rain must fall.

 - by Henry Wadsworth Longfellow


━━━━━━━━━━━━
 ◆こんな感じの意味◆
━━━━━━━━━━━━
誰にでも時に悲しみの雨は降る。

━━━━━━━━━━━━
 ◆人物紹介◆
━━━━━━━━━━━━
Henry Wadsworth Longfellow(ヘンリー・ワーズワース・ロングフェロー)。
1807年-1882年 アメリカ合衆国の詩人。
ダンテの「神曲」をアメリカで初めて翻訳した功績も大きい。

━━━━━━━━━━━━
 ◆原文と豆知識◆
━━━━━━━━━━━━
雨を題材にした詩の中でも特に有名なこの名言は
アメリカの詩人Henry Wadsworth Longfellowの
「Rainy day」という詩の中に登場する一節です。

(全文)

The day is cold, and dark, and dreary;
It rains,and the wind is never weary;
The vine still clings to the mouldering wall,
But at every gust the dead leaves fall,
And the day is dark and dreary.

My life is cold, and dark, and dreary;
It rains, and the wind is never weary;
My thoughts still cling to the mouldering past,
But the hopes of youth fall thick in the blast,
And the days are dark and dreary.

Be still, sad heart, and cease repining;
Behind the clouds is the sun still shining;
Thy fate is the common fate of all,
Into each life some rain must fall,
Some days must be dark and dreary.

見事な韻を踏んだ美しい英語詩です。

(人´∀`).☆.。.:*・

時に悲しいことや辛いこと、不運なことは
誰の人生にも必ずおとずれます。

そんな時に、ただそのことを嘆き悲しみ
不平不満を言って自暴自棄になるのではなく、
しっかりと受け止め、そして立ち向かえば
必ず乗り越えていけるというようなことを
雨に例えた美しい詩に表現しています。

雨は全ての悲しみを洗い流してくれるとも言います。

例え厚い雨雲に遮られていて太陽は見えなくても
雨の日の厚い雲の後ろでも太陽は輝いているのだから
どんなに辛く悲しい時であろうとも希望の光は
決して消えてしまったわけではないのです。

梅雨が終われば、暑い熱い夏が来るように。

そして梅雨というまとまった恵みの雨がなければ
全てが枯れ果ててしまいます。

雨があっての晴れの日なのです。

。゚+.(・∀・)゚+.゚

そして洪水を生みだすほどの大雨だって
いつかは必ずやむのです。

やまない雨はない。

(`・∀・´)

ちなみに余談ですが、
ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローは
アメリカ合衆国の詩人で、
イギリスの代表的なロマン派詩人
ウィリアム・ワーズワースではありません。

日本ではイギリス詩人のワーズワースの人気が高く
過去100年間で相当数の邦訳が出ているので
ワーズワースと聞くとイギリスのロマン派詩人の
ワーズワースだと認識されてしまうのも無理ありません。

日本語のカタカナ表記にしてしまうと、
同じ「ワーズワース」なのですが
Henry Wadsworth Longfellowと、
William Wordsworthと、綴りは全く違いますし
実際に発音すると全くの別物だと分かりますが
英語圏の詩人という共通点からか時折混同されてしまう
こともあるようなので
念のために一文残させていただきます。\_( ・_・)


━━━━━━━━━━━━
 ◆kolisuの一言◆
━━━━━━━━━━━━

外出の予定がないという限定ではありますが
雨の日が好きです。

外は見渡す限り幻想的な乳白色に染まり、
とても静かで雨の音しか聞こえない
私はそんな雨の日が好きです。

 ▼ブログ「ちょっといい名言を集めてみました」
 http://blog.goo.ne.jp/pepparkakor/

お気に入り (1)

1人がお気に入りに入れています

コメント (0)

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントするにはログインが必要です。フォト蔵に会員登録(無料)するとコメントできます。